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アジスロマイシン(ジスロマック)を服用中のアルコール摂取は危険だらけ?

   

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アジスロマイシン(ジスロマック)は多くの感染症に対して効果を示す抗生物質で、医療現場で幅広く活躍しています。実際に、病院でアジスロマイシン(ジスロマック)を処方されたことがあるという人は少なくないと思います。
ここでは、アジスロマイシン(ジスロマック)を服用中に飲酒したときの影響についてまとめました。どのような危険があるのか詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

 

アジスロマイシン(ジスロマック)の作用メカニズム

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アジスロマイシン(ジスロマック)は、マクロライド系抗生物質に分類される薬です。そして、その作用メカニズムは「タンパク質合成阻害」です。
細菌が細胞分裂をして増殖するためには、当然タンパク質が必要となります。そして、細菌の増殖に不可欠なタンパク質を作る器官が「リボソーム」です。アジスロマイシン(ジスロマック)は、このリボソームの働きを妨げることによって細菌のタンパク質合成を阻害し、抗菌作用を発揮します。

 

なおヒトにもリボソームは存在しますが、人間と細菌ではリボソームの形が異なります。アジスロマイシン(ジスロマック)は細菌のリボソームに選択的に作用するため、ヒトへの影響を最小限にとどめつつ細菌の増殖を食い止めてくれます。

 

アジスロマイシン(ジスロマック)の服用方法

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アジスロマイシン(ジスロマック)は色々な種類の感染症に対して使われる薬として知られています。そして、対象疾患によって服用方法が異なります。
アジスロマイシン(ジスロマック)の最も一般的な服用方法は、アジスロマイシン500㎎を1日1回3日間です。この服用方法が適用される疾患としては、気管支炎や肺炎、歯周病、皮膚感染症などがあります。この方法で服用するとその効果は7~10日間ほど続きます。

 

また、尿道炎や子宮頚管炎に対して使用する場合は、アジスロマイシン1000㎎を1度のみ服用します。そして骨盤内炎症性疾患の治療に用いる場合は、アジスロマイシン注射剤による治療を行った後にアジスロマイシン250㎎を1度服用します。
なお、アジスロマイシン(ジスロマック)の服用量は体調などの条件の違いによって適宜増減されます。ただし、自己判断で服用量を増やしたり減らしたりしてはいけません。必ず医師の指示に従って服用するようにしてください。

 

アジスロマイシン(ジスロマック)の副作用

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アジスロマイシン(ジスロマック)は、比較的副作用の少ない抗生物質だといわれています。しかし、そうはいっても副作用が全くないというわけではありません。ここでは、アジスロマイシン(ジスロマック)の副作用についてみていきましょう。

よくある副作用

アジスロマイシン(ジスロマック)のよくある副作用としては、下痢、腹痛、吐き気、嘔吐などの消化器系の副作用が挙げられます。このうち、下痢の副作用は特に発現頻度が高いので注意が必要です。
また、かゆみやアトピー、じんましん、赤斑、光線過敏性反応などが生じることもあります。このような症状がみられたら、すぐに医師に診てもらうようにしましょう。

重大な副作用

稀ではありますが、アジスロマイシン(ジスロマック)によって重大な副作用が起こる恐れもあります。起こり得る重大な副作用としては、以下が挙げられます。

 

・ショック、アナフィラキシー
・中毒性表皮壊死症、皮膚粘膜眼症候群、急性汎発性発疹性膿疱症
・薬剤性過敏性症候群
・肝炎、肝機能障害、黄疸、肝不全
・急性腎不全
・偽膜性大腸炎、出血性大腸炎
・間質性肺炎、好酸球性肺炎
・QT延長、心室性頻脈
・白血球減少、顆粒球減少、血小板減少
・横紋筋融解症

 

アジスロマイシン(ジスロマック)を服用中の飲酒に関する危険性

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体内に入ったアルコールは、肝臓で代謝されてアルデヒドになり、そして酢酸になります。しかし、アジスロマイシン(ジスロマック)は肝機能を低下させることがあります。そのため、アジスロマイシン(ジスロマック)を服用しているときにアルコールまで摂取すると肝臓に大きな負担がかかってしまいます。

 

アルコールを飲むだけでも肝臓に悪いのは、よく知られていることだと思います。そこにさらに負担をかけるのは、体にとって良いとはとても言えないでしょう。
なお、アジスロマイシン(ジスロマック)は高度な肝機能障害のある患者に対して慎重投与となっています。もし肝機能障害があるのであれば、病院にかかったときに忘れずに医師に申し出るようにしてください。

 

飲酒によって本来の効果が得られないことも

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アジスロマイシン(ジスロマック)を服用中に飲酒することによって、薬本来の効果が得られなくなることもあります。なぜなら、アルコールにはアジスロマイシン(ジスロマック)の吸収を阻害する作用があるためです。
 
アジスロマイシン(ジスロマック)は、血中薬物濃度が一定の値に到達したときにはじめて効果を発揮します。しかし、飲酒によってアジスロマイシン(ジスロマック)の吸収率が下がると、血中薬物濃度が十分に上がらなくなることがあります。そうすると、菌の増殖をしっかりと抑えることができなくなります。

 

身体に感染した細菌をアジスロマイシン(ジスロマック)で一気に退治できなかった場合は、他の抗生物質に切り替えることになります。アジスロマイシン(ジスロマック)を服用中に飲酒すると、それだけ治療に時間がかかってしまうといえるでしょう。

 

耐性菌の出現について

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アジスロマイシン(ジスロマック)を服用中にお酒を飲むことのデメリットは、肝臓に影響したり薬の効果が弱くなったりするだけではなく、耐性菌の出現にもつながってしまうのです。

 

耐性菌とは、ある抗生物質に対して抵抗性を持った菌のことをいいます。中途半端にアジスロマイシン(ジスロマック)を服用してしまうと、生き残った菌がアジスロマイシン(ジスロマック)に耐性を持ってしまうことがあります。そして一度耐性を持ってしまうと、アジスロマイシン(ジスロマック)ではその菌を退治することができなくなります。
 
近年では、アジスロマイシン(ジスロマック)の耐性菌の増加が問題となっています。本来であれば強力な抗菌作用を持つアジスロマイシン(ジスロマック)ですが、最近ではなかなか効果が現れないことも増えてきました。これは、耐性菌が増加していることが原因だと考えられ、アジスロマイシン(ジスロマック)の耐性菌が増えると、治せるはずの感染症も治せなくなってしまいます。
 
さらにこの耐性菌は、自分のみにとどまるのではなく、外への感染ももたらし、感染症にかかった赤ちゃんに投与した抗生物質が感染した耐性菌によって効かず、亡くなってしまった例もあります。耐性菌の問題は、それだけ深刻なものなのです。アルコール摂取によってアジスロマイシン(ジスロマック)の効果が弱くなると、それだけ耐性菌が出現するリスクが高まります。そのため、アジスロマイシン(ジスロマック)を服用中の飲酒は、自分だけの問題ではないということを覚えておきましょう。

 

アジスロマイシン(ジスロマック)服用後に飲酒を再開するタイミング

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ここまでご説明した通り、アジスロマイシン(ジスロマック)を服用中は飲酒を控えなければいけません。しかし、ここで注意したいのが「薬とお酒を同時に飲まなければいいというわけではない」ということです。
アジスロマイシン(ジスロマック)は、効果持続時間が非常に長い抗生物質です。前述したように、アジスロマイシン500㎎を1日1回3日間服用すると、その効果は7日ほど続きます。そして、アジスロマイシン(ジスロマック)の効果が持続している間はお酒を飲むことはできません。

 

なお、医薬品の効果持続時間にはやはり個人差があります。添付文書には7日間と記載がありますが、人によってはそれ以上に効果が持続します。念のため、アジスロマイシン(ジスロマック)の服用開始から2週間ほど経過してから飲酒を再開することをおすすめします。

 

どうしても飲酒が避けられないときの対応策

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アジスロマイシン(ジスロマック)を服用中の飲酒には、デメリットしかありません。とはいえ、職場の飲み会などでどうしても飲まなければいけないこともあると思います。ここでは、そのような場合の対応策をご紹介します。

お酒を飲む前に十分な水分摂取を

まず、お酒を飲む前に十分な量の水分を摂取しましょう。そして、できるだけアルコール濃度の低いお酒を選んで少量だけちびちびと飲みます。たとえ弱いお酒でも一気に飲むと血中アルコール濃度が上がってしまうので、時間をかけて少しずつ飲むようにしてください。

アルコールの分解を助ける食品

血中のアルコール濃度上昇を緩やかにするためには食べながら飲むことが大切ですが、アルコールに作用する食べ物ならより効果的です。アルコールの分解に必要なのは、ビタミンB1 です。お酒を飲むときには、ビタミンB1 が豊富に含まれている豚肉やレバー、豆類などを積極的に食べるようにしましょう。

 

アジスロマイシン(ジスロマック)を服用中のアルコール摂取はNG

最後に飲酒が避けられないときの対応策についてご説明しましたが、基本的にアジスロマイシン(ジスロマック)を服用中のアルコール摂取はNGです。また、そもそもアジスロマイシン(ジスロマック)を処方されているということは、何かしらの感染症にかかっているということです。お酒を飲むデメリットはあれど、メリットは一切ないと言っていいでしょう。

 

アルコールはアジスロマイシン(ジスロマック)以外にも、様々な医薬品の吸収・代謝に影響します。アルコールの影響で、作用が増強したり副作用が発現したりすることも少なくありません。また、アルコールの分解を抑制する作用のある医薬品もあります。薬の種類にかかわらず、服薬するときには飲酒は避けるようにしてください。
 
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