フィンペシアの初期脱毛について

2015/03/19

フィンペシアを利用すると、初期脱毛と呼ばれる症状が出ることがあります。

これは副作用ではないため、特に対策などを行う必要はありません。

主成分であるフィナステリドは、男性ホルモンがDHTという脱毛ホルモンに変化することを妨げ、抜け毛を抑制します。

これによって乱れていた頭皮の毛髪サイクルが正常になります。

毛髪サイクルが正常化すると、毛が入れ替わるために古い毛が抜ける現象が起きます。

これが初期脱毛と呼ばれるものであり、薬を利用し始めてから2週間～1か月の間に発生します。
これは一時的なものであり、個人差がありますが10日間前後でこの症状は治まります。

元々抜け毛が多かった人ではこの症状に気付かないことがあります。

それほど抜け毛がなかった人では、急に抜け毛が増えるため驚いて使用を止めてしまうことがあります。

しかし、これは効果が出る前兆であるため、継続して使用するようにします。

初期脱毛が起きない場合、薬に効果がない可能性があるため注意します。

「体質・遺伝子的に効果を得られない」「薬が偽物である」ということが原因として考えられます。

薬の使用前、または、効果がないと感じた場合、主成分のフィナステリドが有効であるか病院で遺伝子検査を行って確認するとよいです。

また、フィンペシアは輸入品であるため、偽物を購入した可能性も否定できません。
そのため、その輸入業者から購入した人の感想などを確認する必要があります。
フィンペシアはプロペシアとはコーティング剤が異なる以外は同じ成分です。

コーティング剤の違いが効果に影響する可能性は0ではありませんが、多くの人が効果に違いがないと感じていることから、コーティング剤が影響している可能性は低いです。

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