クラビットと解熱剤を安全に併用する方法
2016/04/26
解熱剤はほかの医薬品との飲み合わせに注意
たとえば、市販の風邪薬の多くには発熱をおさえる作用をもつ成分がすでに含まれています。そのため、熱を下げるほかの医薬品と併用してしまうと過剰服用によって副作用が出やすくなってしまうようです。
また、病気の種類によっても使い分けが重要となります。たとえば、「ロキソニン」は熱をおさえる代表的な製品ですが、インフルエンザのときに飲むとインフルエンザ脳症を起こす可能性が考えられるといわれており、とくに子供にたいしては危険だとされています。
クラビットと併用して副作用が出た例はごくわずか
細菌による感染症に対して高い効き目があるクラビットは、風邪やインフルエンザといった免疫力が弱まっているときの二次感染を防いだり、クラミジアや淋病といった性病を改善したりなどさまざまなシチュエーションで使われます。これらの病気は高熱をだすこともあるため、「何とかして薬でおさえたい」という方は多いでしょう。
実は、クラビットは「非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)」という名前でカテゴライズされている一部の解熱剤とは飲み合わせが悪く、痙攣を起こすリスクがあると言われています。この中にはロキソニンをはじめとするメジャーな製品も含んでいるため注意が必要でしょう。
しかし、この副作用はクラビット単体でも起こりうるもので、その確率も小数点以下のパーセンテージがほんのすこし増えるだけのようです。そのため、実際に使う分にはそれほど注意する必要はないという意見もあるようです。
クラビットと併用OKの解熱剤をチョイスすれば安心
わずかな確率でもリスクが増えることを嫌だと感じる方は多いはず。そのような方にオススメの方法があります。それはNSAIDsにカテゴライズされていない医薬品を使うことです。
たとえば、「カロナール」というものが飲み合わせに問題がないものとして挙げられます。これはロキソニンとくらべると効き目がよりマイルドで抗炎症作用もありません。その代わりに、副作用などの身体への影響も比較的優しく、子供や妊婦にも使えて、インフルエンザの時に飲んでも問題がないとされている製品です。
解熱剤を安心安全に使うためには飲み合わせやケアする症状などに注意しましょう。クラビットと併用しながら副作用のリスクを最小限にしたいなら、NSAIDsではないカロナールなどを使うと良いでしょう。
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